プロジェクトノート
- 会社のこと
コミュニケーションを活性化!サンクスカードで風通しの良い職場に
円滑な社内のコミュニケーションは職場の中でとても大切なことです。
コミュニケーションが不足して人間関係が希薄になれば、誰かに相談すれば簡単に解決できる問題でも、自分一人で抱え込んでしまうかもしれません。
働いている社員は居心地の悪さを感じてしまい、生産性の低下や離職率が増加する可能性もあります。
私たちウェルネス事業部も、20数名のスタッフによる少数精鋭ですので、社員のモチベーションダウンは侮れません。
できるだけ風通しがよく、それぞれが個性を発揮できる職場であるために、社内コミュニケーションは重要なキーワードです。
ハタチでは、社内のコミュニケーションを活性化させる目的で「サンクスカード」という活動に取り組んでいます。
サンクスカードとは?
サンクスカードとは、社内で手書きのメッセージカードを送り合う取り組みです。
名前の通り、送る相手には感謝の気持ちを伝えます。
日頃の業務の中で自然と口にしている「ありがとう」という言葉をサンクスカードで「見える化」して、カードという形にして相手に送ります。
手書きと言っても内容はシンプルで、長々とは書きません。
名刺サイズのカードに、相手の名前、感謝の内容、自分の紙面を記載して掲示板に投稿します。
メッセージというと、なかなかハードルが高く感じられますが、気軽な気持ちで書くことがポイントです。
手書きということもあり、シンプルな文章でも、きちんと感謝の気持ちを乗せて相手に送ることができます。
新しいコミュニケーションの場が生まれる
サンクスカードを送り合うことで、単純に社内でやり取りをする機会が増えるため、社内コミュニケーションの活性化に繋がります。
ハタチでは書く内容に特に制限なく、みんな自由に色々なことを書いています。
ありがとうのメッセージに添えてちょっとした近況報告をしたり、誕生日をお祝いするメッセージを送ったり、夜勤のスタッフに励ましのメッセージを送ったり。
面と向かって言葉を交わす以外での、新しいコミュニケーションの場が生まれています。
社員のモチベーションアップに繋がる
感謝されるということは、少なからず誰しもが嬉しいことです。
純粋に「ありがとう」と言われて、嫌な気持ちになる人はいませんよね。
感謝されるということは、自分のしたことが相手に対して役に立った、と認識することにもつながります。
その感覚は自分の行いに対する一つの成果ですので、達成感を感じてモチベーションアップにつながります。
サンクスカードは周知できるように掲示する
サンクスカードの渡し方について、取り組んでいる会社ごとで様々な形式があると思いますが、ハタチではサンクスカードを投稿する掲示板を設けています。
本人に感謝の気持ちが伝わるということも大切ですが、周りにも周知できるということも重要なポイントです。
なかなか表には出てきにくいようなこと、地味だけれどとても助けられていること等、当事者同士以外では気づきにくい行為を他の人に知ってもらえる機会の場となります。
周りのコミュニケーションを俯瞰することで、今まで気づいていなかった新しいことに気づくことができます。
まとめ
サンクスカードを活用することで、社内のコミュニケーションや社員のモチベーションを向上することができます。
会社によってはチャットツールやアプリを活用して同様の活動に取り組んでいる会社もあります。
メールやSNSでのやり取りが当たり前になった現在、手書きのメッセージカードをもらうというのも、なかなか温かみがあって嬉しいものです。
ハタチでは約20名でのスタッフが取り組んでいますが、多い月では約800枚ものサンクスカードが提出されていました。
以前と比べて、部署の垣根を越えて気軽なコミュニケーションが取れるようになったことも、サンクスカードの取り組みが影響しているかもしれません。