プロジェクトノート
- ウォーキング事業
忘れず確認!ノルディック・ウォークで歩く前に気を付けたい5つのこと
ノルディック・ウォークで歩くとき、ポールの長さを合わせて、グリップを握ってストラップを締めて...
歩く前にポールの準備を行いますよね。人によっては、長さを既に合わせたポールを玄関に置いておいて、パッとポールを持って歩き始める方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、一度しっかりと固定したポールも、長い期間の使用の中で固定が緩んできたり、ちょうどいい長さがちょとずつ変わってきたりすることもあります。
今回は、ノルディック・ウォークで安全で効果的に歩くために、ポールを持って歩き始める前に確認しておくとよいポイントをまとめたいと思います。
安全確認の点検も含めて、一度チェックしてみましょう!
歩き方については以前の記事にまとめているので、合わせて読むと一通りの流れが網羅できると思います。
【初心者向け】ポールを使ったノルディック・ウォークでの歩き方
①ポールの長さを合わせる
まずはポールを自分に合う長さに合わせます。
こちらの内容も、以前の記事でまとめているので、こちらを読んでいただけると分かりやすいです。
「身長」と「負荷」で選ぶ。ウォーキングポールの長さの合わせ方
②グリップを持ってみて、ポールの長さを確認
ポールの長さを合わせたら、一度グリップを持って体の前でポールを突いてみましょう。ポールを持ってみたときに、違和感や不愉快な感じがしないことが一番重要です。
確認するポイントとしては2つ。
・グリップを持った手の中指が、おへその位置辺りに来ているか
・肘が直角の状態から、拳が少し下がっているか(肘が90°よりも広く開いているか)
人によって快適さを感じる長さは若干異なるため、自分の感覚を大事にしましょう!
ポールが長すぎたり短すぎると、十分なウォーキング効果を得られにくかったり、身体を痛める原因になります。
③ポールを軽くトントンと突いてみる
長さがバッチリ決まったら、ポールを「トントンッ」と軽く地面に突いてみましょう。長さ調整の時に、ロックの固定が緩いとポールが縮んでしまうことがあります。ポールが縮まらず、地面に突くことができればOK。
ノルディック・ウォークはポールに体重を預けて歩くものではないため、必要以上にポールをキツく固定する必要はありません。「トントンッ」っと軽めに地面に突いて縮まなければ大丈夫です。
ポールは地面から受ける衝撃などで、知らないうちにロックが緩んできてしまうこともあります。
ウォーキングの最中も、信号待ちや休憩のときなどに、マメにポールをチェックすることを心がけましょう!
④準備体操は忘れずに
ポールの準備ができたら、今度は身体の準備です。身体を傷めないためにもストレッチはしっかり行いましょう。
ちょっと散歩がてらだからいいかな?なんて油断したりすると、翌日どっと疲れてしまうかもしれません。
ノルディック・ウォークは思った以上に上半身を使っているので、下半身と上半身の両方をストレッチしておくとGoodです。
5分くらいのストレッチなので、歩く前にサクッとやってしまいましょう。
ポールを使ったストレッチでは、普段伸ばしにくい部分をほぐすことができて、これだけでも結構気持ちが良いです。
⑤グリップとストラップの握りは「軽く」
準備体操も終わったし、いよいよ準備万端!
と、油断してはなりません。歩く前にグリップの握りと、ストラップの締まり具合をチェックしましょう。とにかく力みが無いようにリラックスすることがポイント。
グリップを持つ手は、力を抜いて中指と薬指、親指の三本の指で軽く握ることを意識。ストラップも締め付きすぎず、グリップを握った手をパーにした時に、手からポールが落下しない程度であればOKです。
歩くぞ!上半身を使って歩くぞ!!と意気込むと、自然と手に力が入ってしまうものです。歩く前に一度、確認がてらリラックスしてみましょう。
⑥さぁ!歩こう!
ここまで確認できれば準備万端です!早速ノルディック・ウォークで歩いていきましょう。
どれもちょっとしたことですが、歩く前に確認しておきたい重要な項目です。
ポールの緩み確認は、万が一の事故防止に繋がりますし、寒い冬場は固まった身体をほぐすためにも準備運動は大切です。
歩く前の安全点検を習慣化して、よりノルディック・ウォークを楽しみましょう!