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とにかく握りやすい!最高級グラウンド・ゴルフグローブの使用感レビュー

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(最終更新:2019.2.21)

皆さんはグラウンド・ゴルフをプレーする際に、グローブは着けているでしょうか?
私はグローブを着けてプレーしたい派です。

グローブを着けていた方がグリップをしっかりと握ることができるのはもちろん、ボールを打った際の衝撃も若干ですが緩和される気がします。

ただ、グローブをずっと装着しているということは、なかなかストレスを感じるという部分も否めません。
夏場などはやはり暑さを感じますし、手が締め付けられているという感覚から解放されたい!と思う時もあります。
そんな時ばっかりは、素手でプレーしている方の気持ちがわかったりもします。

手にぴったりフィットして良く馴染み、握りやすくてストレスフリーで快適。
そんな 装着感 と 握り心地 にコミットするグローブは、追い求める永遠のテーマですよね。

今回、そんなテーマに着目し開発された新しいグローブが登場しました。
社内の試打会で使用する機会がありましたので、所感をレポートしたいと思います。

最高級って どんなグローブ?

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その名も『羊革3Dグリップグローブ』。

ハタチでは新しい試みとして「勝ちにこだわるコアユーザーに向けた、妥協のない最高品質の商品を展開する」というコンセプトのもとに、ハイエンドモデルの開発がスタートしました。

つまりはハタチのグローブでもっとも高級なモデル。良質な素材選定と、高度な裁縫技術を活用したグローブとのことで、まさにハタチ最先端のグローブというわけですね。

装着してわかる圧倒的な握りやすさ!

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まず装着してみて一番に感じたことは、とにかく握りやすいということ。

手をグーパーする動作がすごく楽で、指を曲げる動作がとてもスムーズに感じます。

もともと、手はリラックスした状態では、指が曲がった状態になります。
ですので指が伸びきった状態は少なからず手に負担がかかっている状態になるんですね。

この羊革3Dグリップグローブは、装着した瞬間に、指が自然な方向に曲がっていきます。最初ビックリしますよコレは。

手の甲方向に少し引っ張られるような抵抗感も無く、通常のグローブを装着している感覚と大きく異なります。

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装着していない状態を比較してみても、通常のグローブと比べて、羊革3Dグリップグローブは指先が曲げ方向にカーブしていることがわかります。
人の自然な手の状態に合わせて設計されているから、このような立体カーブが生まれるんですね。

ここには、エルゴグリップと呼ばれる超立体裁断のテクノロジーが詰め込まれています。

エルゴグリップとは、過去に「アジア・パシフィック・レザーフェア」と呼ばれる全世界から皮革素材と製品が集まる世界最大級の皮革見本市において、加工技術部門の大賞であるテクノロジー・アワードを受賞した日本の裁縫技術。
世界に認められた実績ある裁縫テクノロジーというわけですね。

約21個ものパーツを超立体縫製で縫い合わせ!

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そんな高度な裁縫技術を活用し、立体カーブを生み出しているポイントはどこなのか?
その秘密はグローブを構成する部品の多さにあります。

写真はバラバラにしたこのグローブの部品の一部。
通常のグローブの約4倍のパーツを使用し、その数なんと約21個!手の平だけで約12個の部品を使って作り上げています。

このように細かい部品を一つ一つ縫い付け、立体的な形状を作り出しているから、自然な手の形を再現できるということですね。

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指の関節も、一つ一つで部品が分かれています。裁縫の目も細かい。
指を曲げた時に、生地が もたついたり 余ったりする ことも少なくて、フィット感が感じられます。

クラブをググッと握りこむショット前のスタンス時でも握りにストレスなし!
インドネシア産シープもいい具合に手にしっとりとなじみます。シリコンプリントのように、人工的なグリップ感ではないので、素手感を重視される方はこの感覚はかなり好みだと思います。

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個人的には手の甲側でがっちり止められる大きなベルトが嬉しい。

手の平がきっちり決まるので、強打してもグローブの不愉快なズレの感覚がなく、グリップがしっかり決まる感じが良いです。

なにより大きなロゴベルトは、ゴルフグローブっぽくてカッコいいです。

ぴったりが選べる5サイズ展開

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サイズ展開も細かく、なんと今回は5サイズまで展開されます。(SS , S , M , L , LL)
自分の手に合わせて、よりぴったりフィットするサイズを選べるのは嬉しいですね。

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自分の手は小さい方で、周囲が約21cm。今回はSサイズの試着でした。
サイズ目安ではSSサイズ=21cmジャストでしたが、Sサイズでぴったりな感じ。

指先などは少し余裕のある感じで、SSサイズは、指先までよりタイトにぴったりといった具合です。
ベルトで多少の締め付けを調整できるというのもありますが、あまりぴったり過ぎても手がきついので、手の平で生地が弛んでしまうことが無い範疇で、ゆったりと装着できるSサイズがジャスト。

羊革のグローブですので、少しきつめなサイズを選んで使っていく中で生地を伸ばしながらフィットさせていくのも有りだと思います。
レザーという特性を活かして、使用していく中での 馴染み を楽しむのは醍醐味ですよね。

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手の周囲基準でのサイズ設定ですので、一度目安として確認してみることをおススメします。
ゴルフグローブでも一般的に使用されている基準設定ですので、親指を手のひらにくっつけたときの第一関節の場所から、小指の付け根~手首を三分割した場所の2点を基準として、手の周囲を測定します。

自分の手のサイズのおおよその目安がわかっていると、グローブのサイズ選びもイメージしやすくなります。

まとめ

超立体裁断によるエルゴグリップのフィット感はもちろん、手の平の裁縫部分の配置などもグリップ時にストレスが感じにくいよう工夫されていて、細かい仕様への配慮が目立つ印象でした。

羊革ですので、通常のグローブと比べてデリケートな素材ですが、人工皮革やニット生地では再現不可能な素手感覚やグリップ力はとても魅力的です。
疲労が蓄積しやすいホール数の多いロングコースや、微妙なタッチ感で勝敗を分けるホールポスト周りの寄せなど、活躍してくれるシーンは多そうです。

今後、ハタチカップでのお披露目や、一部限定店舗でのサイズサンプル設置等の展開を計画中です。
皆さんも店頭で見つけたらぜひ試着して、この3Dフィットの感覚を体感してみてください!